有機野菜は種類が少ない、その理由とは

有機野菜の宅配は、欲しい野菜が売ってない？

モア―クオンラインショップでは、年間を通して有機野菜の宅配をしていますが、季節ごとにお届けする野菜の内容がガラッと変わります。
夏にはさつま芋や長葱、白菜などの冬の野菜がお届けできず、逆に冬には夏の茄子やオクラなどの野菜がお届けできません。

街中のスーパーでは、いつも沢山の種類の野菜が陳列されているのに、有機野菜の宅配は、なぜ野菜の種類に限りがあるの？不便だよね？と思われる方も多いと思います。でも、それには、深い理由があるのです。

　　

有機野菜の育て方に理由がある

野菜は、本来の季節でない時期に育てようとすると、野菜が弱り、虫や病気がつきやすくなります。それを抑えるために、通常の栽培では、農薬が使われています。
また、野菜が本来育つ季節（気温）ではないと、生育が遅くなり、場合によっては生育せずに枯れてしまいます。通常の栽培では、化成肥料（特に窒素）を沢山いれることで、生育を促し、出荷ができるようにします。

しかし、農薬を使えない有機野菜の栽培では、野菜を元気にすることで、虫や病気を防ぐしかありません。また、化成肥料を使わないために、野菜の生育の人為的なコントロールができないため、その時期の気温に合った野菜のみを育てることになります。

有機農業でも、技術の向上は進んで、より長い期間の野菜の出荷ができるようになっています。
それでも通常の栽培に比べて、季節外の野菜の栽培が難しく、有機野菜は1つの時期に出荷できる野菜の種類が限られています。

旬の有機野菜のメリットとは？

それでも、有機野菜にはメリットが沢山ある！

そんなデメリットがある有機農業ですが、収穫される有機野菜にはメリットが沢山あります！！

まず、季節の野菜には、栄養が豊富であることがあげられます。旬の野菜と季節外の野菜を比較すると、旬の野菜に栄養が高いというデータがあります。そのため、旬の野菜を食べることは、身体にとってよい影響を及ぼします。

また、化成肥料を使わない野菜は、美味しいことがあげられます。野菜本来の成長スピードで、畑でしっかりと旨味成分や栄養を蓄えた有機野菜は、美味しく育ちます。

　

季節ごとの有機野菜をお届けします！

モア―クオンラインショップでは、季節ごとの野菜の魅力を活かし、お客様に美味しい有機野菜を提供する努力を続けています。旬の旨味を閉じ込めた有機野菜をお楽しみいただければ幸いです。

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