有機野菜
有機生姜のぽかぽか効果は30倍にもできる??―有機野菜のおすすめの食べ方―
生姜は、漢方薬になっているほど、とても栄養があり、ぜひ摂り入れたい野菜です。しかし、生姜は食べ方で、その栄養や働きがガラッと変わるのはご存じでしたか? 生姜には、抗炎症作用や抗酸化作用などの働きがあると言われています。これは、生食で摂れるジンゲロール、加熱することによって摂れるショウガオールに共通している働きです。生姜は料理に風味を与えるだけでなく、健康にも多くのメリットをもたらす野菜なんです。皮の付近にこれらの成分が沢山含まれているため、皮ごと調理するのがおすすめです。ただし、傷んでいる箇所は必ず取り除き、さらに窪みに土が入っている場合にはきちんと取り除くことが大切です。
生姜には、生で食べると、ジンゲロール、という成分が摂り入れられます。ジンゲロールには、発汗を促すことで、体内の熱をとってくれる働きがあります。生で食べるのは、夏場や、身体に熱がこもりやすい方におすすめです。 有機生姜に含まれるジンゲロールという物質は、加熱・乾燥をすることで、ショウガオールという、身体をぽかぽかにしてくれる成分に変化します。ショウガオールは、身体を温めて、ダイエットにもおすすめの成分です。ぜひ沢山摂り入れたいですよね。 発酵生姜は、生姜の成分だけでなく、乳酸菌まで摂れちゃうお得な食べ方です。すでに生姜がすりおろしてあるので、さっとスプーンで掬って、料理に入れたり、飲み物に入れたり、とても使い勝手がいいのも嬉しいポイントです。有機生姜のぽかぽか効果が30倍になる!
有機野菜のおすすめの食べ方
The nutrition of ginger
栄養が豊富な生姜
ここでは、その違いについて、それぞれの働きを活かした、美味しい食べ方についてご紹介していきます。
生姜は調理法によって働きが変わる
【おすすめのレシピ】 有機生姜と有機胡瓜の和え物
暑い夏には、有機胡瓜を合わせて、生姜と胡瓜の和え物は、いかがですか?胡瓜にも熱を放出してくれる働きがあるので、2重の効果で、とってもおすすめです。
このショウガオール、低温でじっくり加熱することで30倍にすることもできるのです!ただし、100℃以上になると効果がうしなわれてしまうため、できるだけ低温で、じっくりと、というのがポイント。フライパンで炒める調理では高温になってしまうので、注意が必要です。
煮物やスープなど、“煮る”料理が、おすすめです。また、天日やオーブンで干して、乾燥生姜にするのもおすすめです。
【おすすめのレシピ】 有機生姜とセミドライ有機野菜の煮物、有機生姜の炊き込みご飯
生姜をすりおろして、またはみじん切りにして、消毒した瓶にぎゅうぎゅうにつめて、生姜の上にラップを敷いて、蓋をして冷蔵庫で2週間程度保存します。この時、生姜に隙間があると、そこから菌が入って腐ったり、酸化してしまうので、空気を抜くように、ぎゅうぎゅうに詰めて、さらに上にラップをかけてから蓋をする、というのがポイントです。
【おすすめのレシピ】 発酵生姜のドレッシング、発酵生姜のジンジャーエール