有機野菜
“アク“を抜くべき野菜と、抜かない方が良い野菜がある?
野菜には、アク抜きをしてから使うものがありますが、実はその“アク”には抜いたほうが良いものと、抜かない方が良いものがあるのはご存じでしたか? 世界広しといえども、ごぼうを食用としているのは日本だけです。でもそのごぼうには、栄養がとても沢山含まれています。ごぼうには、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が豊富。クロロゲン酸は、糖尿病や脂肪の蓄積を予防する働きもあります。 茄子には「ナスニン」という非常に強い抗酸化作用がある成分が含まれています。また、カリウムも豊富です。まさに、紫外線が強い夏にぴったりの野菜ですね。 ほうれん草にはシュウ酸が含まれており、過剰に摂取すると腎臓結石のリスクが高まるため、茹でこぼしなどでアクを抜くのがおすすめです。 ここでは、野菜の“アク”についてご紹介してきました。アクを抜いたり、抜かなかったり・・・、野菜ごとに色々な特徴がありますね。野菜ごとに、調理法を工夫して栄養を摂りながら、有機野菜をお楽しみください♪
“アク“を抜くべき野菜と、抜かない方が良い野菜がある
―有機野菜の栄養を活かす調理法―
Vegetable harshness
“アク“を抜くべき野菜と、抜かない方が良い野菜がある
そもそも、野菜のアクには、身体によくないものと、食べて大丈夫なものが存在します。そして、“アク”を抜くことで、栄養が流出してしまっている場合もあったのです!
ここでは、それぞれの野菜の“アク”について解説していきます。
“アク”を抜かない方がいい野菜
でも、ごぼうは水にさらしてアク抜きをするとそのクロロゲン酸が流れ出てしまい、失われてしまいます。ごぼうのアクには毒性はないため、アク抜きはせずに調理をするのがおすすめです。
ただし、あく抜きをしないと色合いが黒ずんでしまったり、雑味が出てしまうので、料理によっては、あく抜きをした方が良い場合もあると思います。その場合には、できる限り短時間であく抜きをするとよいでしょう。長時間のあく抜きは、栄養とともに、ごぼうの風味も落としてしまいます。
ただし、そのナスニンやカリウムは、水にさらすと流れ出てしまうという特徴があります。そのため、水にさらしてアク抜きをせずに使うのがおすすめです。茄子のアクには、毒性がないと言われており、アクを抜かなくてもデメリットはないでしょう。
ただし、あく抜きをしないと色が悪くなったり、苦みが出てしまうことがあります。それらを防ぐためにあく抜きをする場合には、できるだけ短時間でするのがおすすめです。
“アク”を抜いた方がいい野菜
たけのこには青酸化合物が含まれていることがあり、アク抜きのために茹でたり、水に浸けたりするのがおすすめです。